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図書館だより 第6号

 インターネットで「9月上旬、時候のあいさつ」と検索すると「はくろ」という言葉が出てきます。「はくろ」とは、旧暦二十四節気のひとつ。今年は、9月7日~21日になります。はくろの初日から秋分(同じく二十四節気のひとつで、今年は9月22日~10月7日、初日が秋分の日)の最終日までの1ヵ月間を「仲秋」といい、この間の満月(今年は9月18日)を「仲秋の名月」というのだそうです。
 日中はまだ暑い日が続いていますが、朝夕は急に涼しくなりました。そして、暗くなる時間が徐々に早くなってきました。「秋の夜長」、本を読むのに適した季節です。
  図書室には、夏休み直前に、たくさんの新刊が入りました。また、県立図書館からみなさんから希望のあった「陸の生き物」「米・大豆」「クラッシック」「このミステリーがすごい受賞作」のセット貸出を受けています。県立図書館の本は、9月中に返却することになっていますが、希望があればまた貸出を申し込みますのでお知らせください。
 
  今月のおすすめの本
 今月は、専攻科保健理療科3年Y・Rさんのおすすめ本です。Y・Rさんは、サピエで人気の本を紹介してくれました。
 
 ナマケモノ教授のムダのてつがく
つじ しんいち著(さくら舎)
 何一つムダと言うものはない。何かをムダとみなしたり、ムダとみなした何かを省いたりするのは、人間からの視点だけであり、そのムダと言われているものは本当に価値がないものなのか。
 人間社会、生活、労働、経済、教育などに問いかけ、筋道を立てて考えている本です。興味のある方はぜひこの「ムダのてつがく」はどんなてつがくなのか、出会ってみてはどうでしょうか。
 
 本を紹介するサイトで内容をチェックすると「愛とは時間をムダにすること」などという章もあって、読んでみたくなりました。本校では、デイジーを用意していますので、サピエとともにご活用ください。
 
  新刊紹介
 夏に図書室に入った本の中から、おすすめの本を紹介します。
 
 全盲ハッピーマン
大平ひろあき著(A-Works)
  副題に、「24歳で失明したら人生がもっと面白くなったんだけど、なんか質問ある?」とあるように、47都道府県ひとり旅、海外旅行、スキューバダイビング、スキー、パラグライダーそして写真と、人生を謳歌している著者のエッセイとQ&Aで構成されています。 パワーをもらえること間違いなし!の一冊です。
 
  お知らせ
 図書室には、定期的に購入したり、寄贈されたりしている冊子や雑誌があります。理療科の専門的な内容のものもありますが、誰でも読みやすいものが多いです。おもなものを紹介します。最新号は図書室内での利用をお願いしたいですが、それ以外は手書きの貸出簿に記入して(学校のバーコード登録をしていないため)、ご利用ください。なお、手書きが難しい方は、担当にお話しください。
 1 PHP(月刊)墨字小豆島ヘルシーランド(株)の協賛による寄贈
 2 NHKテキスト「きょうの健康」(月刊)墨字
 3 Newton(ニュートン)(月刊)墨字
 4 こころの科学(月刊)墨字
 5 オルソペディクス(月刊)墨字
 6 鍼灸の世界(季刊)墨字・点字
 7 コメディカルの友(月刊)点字
 8 理療(奇数月)墨字
 9 盲ろう者の専門誌「コミュニカ」(年2回)墨字・点字
 10 にってんデイジーマガジン(月刊)デイジー
 11 ふれあいらしんばん(月刊)点字・大活字
 
 図書室では、2つの入り口付近の棚を、新刊本・おすすめの本やその時々の特集コーナーとして、手に取りやすいように展示しています。7月中旬から「オリンピック・パラリンピック特集」、「生徒の皆さんから図書室に置いてほしいとリクエストいただいた本のコーナー」「読書感想文コンクール課題図書コーナー」としていました。来週から、「芸術の秋」として、「音楽」「アート」特集コーナーを設置します。ぜひ、足をお運びください。

 

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