如月のこの時期、高等部3年生は卒業にかかわる様々な学習、行事に取り組んでいます。
2月7日(火)には「身だしなみ講座」が行われました。
男子は「洋服の青山 広面店」のスタッフさんから、清潔感のある服装や髪型などについて教わりました。スキンケアをして髪型を整えた後、ネクタイを締めました。ネクタイの色一つ違っても、印象ががらりと変わります。青山のスタッフさんから「他人から見た自分の第一印象は6秒から12秒で決まる」というお話をいただき、生徒達は、あらためて身だしなみの大切さを感じていました。
女子は「赤塚薬局」のスタッフさんからメイクの基礎を習い、化粧をほどこしてもらいました。全員メイクをするは初めてです。ファンデーションを塗り、アイシャドウや口紅をさすと、華やかな大人の女性の顔が現れました。いつもと違う自分に、照れたりうっとりしたり。後輩や先生が次々と教室を訪れ、「きれい!」「大人っぽい」と歓声が上がっていました。
2月8日(水)は「同窓会入会式」が行われました。
緊張した面持ちで臨んだ高等部3年生ですが、入会の呼名にしっかりとした声で答えていました。同窓会会長さんからは、具体的な活動紹介と共に「卒業してからも友達とのつながりを大切に、会を盛り上げていきましょう」というお話がありました(本校では運動会や学習発表会、夏休みの機会を利用して役員会や総会、成人を祝う会が行われています)。
その後、卒業記念品をいただきました。ローマ字で名前が刻印された、ひのき製のすてきな箸・スプーンセットでした。
卒業後は自宅のある他県に帰る生徒もいますが、入会式後に「来年度の同窓会には絶対に参加したい」と、話していました。
3月10日(金)には卒業式が行われます。仲の良い友達との別れ、新しい生活への旅立ち。今、様々なことを思いながら、3年生は残り少ない日々を充実して過ごしています。