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小6・中1校外学習(12月17日)
小学部6年と中学部1年の総合的な学習の時間では、「地域の魅力を発見しよう『食編』」で、秋田の魅力的な『食』や季節を感じる『食』、見えにくい人にとって分かりやすい手がかりを調べてきました。そこで、11月と12月の2回に分けて秋田駅周辺に現地調査に行き、見学・体験をしてきました。
11月は、秋田の魅力的な『食』に絞り、いちじくやりんご、あずき、サキホコレ米などさまざまな県産食材が使われている食べ物を発見してきました。
12月は、季節を感じる『食』に絞り、クリスマスらしさが感じられる食を探し、味わってきました。また、クリスマスツリーやさまざまな装飾、音楽が流れていて楽しい雰囲気を感じてきました。
この2回の校外学習では、秋田駅周辺にある見えにくい人にとって分かりやすい手がかりを探し、確かめてきました。事前学習で校内にある手がかりを調べていましたが、現地調査ではそれ以上の発見をすることができました。点字ブロックの形態の違い、階段の段差の見やすい手がかり、トイレ前にある音声と触地図による案内、秋田駅周辺の全体を表す触地図など、さまざまな手がかりがあることが分かりました。
2回の校外学習を通して、「バスを利用できた」「予算を見ながら買い物ができた」とできたことを挙げるとともに、「時間を見て行動することが難しかった」と課題も挙げ、「音声時計などで確かめたら良かった」と自分でできる方法を考えようとする姿がありました。
楽しみながら地域の魅力を発見するとともに、見えにくい人にとって分かりやすい手がかりを知ることができました。「秋田駅までバスで来れたらいいな」とつぶやく場面もあり、一人一人がこの学習を通して自分と向き合い、実り多い学習となりました。
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