9月9日(木)~10(金)、小・中学部野外活動(宿泊学習)を岩城少年自然の家で行いました。友達と協力しながら自分の役割に取り組んだり、ルールやマナーを守った施設利用、五感を使って自然や体験活動を楽しむことなどを目的として、5名の児童生徒が参加しました。小学部6年、中学部1年は本活動の実行委員として、事前学習を行動面や企画面で引っ張り、下級生が安心して積極的に参加できるように活動しました。
主な体験活動は3つ。一つ目「野外炊飯」では、1日目の昼食作りとして一人一人が具材のアイディアを考え焼きそば作りに挑戦。炭の火起こしは時間が掛かり、一生懸命うちわであおぎました。野菜や麺を炒めると、徐々にいい匂いがしてきます。ボリュームたっぷりの焼きそばに「おいしい!」と感動した後は、デザート。焼きマシュマロやバナナを、溶かしたチョコレートにつけて食べました。二つ目「かがり火ファイヤー」では、登場した火の神さまから1人1人に分火してもらい、自分の目標や決意を誓いました。火を囲んだスタンツでは、歌、ダンス、寸劇など、趣向をこらした発表に大いに盛り上がりました。
三つ目「自然体験活動」は、ネイチャーガイド2名の方をお招きした自然散策。道々出会う、草・木・花の名前や特徴、手触りや匂い、特徴などについてお話を伺ったり確かめたりしながら、岩城の山をゆっくり歩きました。小学部低学年は、ザリガニ釣りにも挑戦。サキイカを糸につけて池に垂らすと、ザリガニが3匹、4匹と釣れました。バケツの中でカサカサを音をたてるザリガニに興味津々でした。
後日行われた報告会では、普段、学校ではできない体験と新たな発見を通して、友達との協力、集団における役割、自分のことは自分でやることなどについて、多くの学びがあったことの発表がありました。
岩城少年自然の家のスタッフ、ネイチャーガイドのみなさんには、感染症対策をはじめとするたくさんのご配慮のもと、コロナ禍でも貴重な体験ができたことに対して心から感謝いたします。ありがとうございました。
動画 視覚支援学校の紹介VTRです。ぜひご視聴ください。 | ||
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