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図書だより4号(7月21日)

 その感動を 言葉にして 伝えてみては・・・

 待ちに待った夏季休業がやってきます。読書の秋、ならぬ読書の夏!まとまった時間を読書に費やし、本の世界に没頭するチャンスです。そしてそこで得られた感動をぜひ言葉にして綴ってみてはいかがでしょうか。心が揺れ動いたその思いを、周りの人にも伝えてみませんか。
 図書委員会では例年、「全国読書感想文コンクール」で提示される課題図書を購入しています。今年も8冊の図書が新しく図書室に仲間入りしました。ぜひ読んでみてください。
 
<小学部向け>
【おすしやさんにいらっしゃい!】
【みどころ】
釣り上げた魚をさばき、寿司にするまでを見せる写真絵本。魚の特徴や部位の働きも解説。赤い魚「キンメダイ」、ニョロニョロしてるぞ「アナゴ」、腕がいっぱい「イカ」の全3章。最後にお寿司を美味しくいただきます。
<中高等部向け>
【クジラの骨と僕らの未来】
【みどころ】
小さな頃から生き物が大好きだった著者は、中学2年生の時、骨格見本に興味を持ち、死んでしまったペットのハムスターの墓あばきを思いつきました…。クジラ博士となった研究者の骨からはじまったストーリー。
「青少年読書感想文全国コンクール」公式サイトより抜粋
 
掲示板をリニューアルしました!
 6月の図書委員会で、図書室前の掲示板をリニューアルしました。少し傾斜がついた「スローガン」の文字がポイントです。
「One Book Change Life」の言葉がこれまで以上に全校のみなさんに届き、図書室が身近な存在になることを願っています。
 
図書委員によるおすすめの本
専保2年 K.Kさんのおすすめです!
「火車」 宮部 みゆき 作、新潮文庫
 「かしゃ」と読みます。日本を代表するミステリー作家の一人、宮部みゆきの作品です。バブル崩壊後の1992年と少し古い作品ですが、「山本周五郎賞」を受賞、2012年には「火車・HELPLESS」で韓国映画化・テレビドラマでは、上川隆也・佐々木希が熱演しました。でも、本には特有の「わくわく感」があり是非本を手に取り読まれることをお勧めします。私のような年代の人は、「そういえばそんな時代だったよなー」と思い返せるような、また、若い人達には、これからのお金の使い方を考えさせられるような、そんな作品です。
 あらすじは、遠縁の男性に、自分の婚約者を捜してほしいと頼まれた、休職中の刑事(主人公)、調べていくうちに彼女が自分の意志で失跡、しかも徹底的に足取りを消している、なぜ・・・・、カード社会の犠牲ともいうべき、彼女の自己破産にまつわる、人生の凄惨さを描いたミステリー史に残る傑作です。
 
秋田県立視覚支援学校 図書委員会
本文はここまで

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