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図書だより5号(10月18日)

国語合同授業でビブリオバトル!                        
 秋が深まり、灯火親しむ頃(明かりの下で読書をするのに適している頃)となりました。
 先日10月7日、中・高等部合同国語で、「ビブリオバトル」を行いました。
 「ビブリオバトル」とは、「バトラーと呼ばれる発表者が、それぞれ自分のおすすめの本の魅力を5分間で紹介し合い、参加者全員で『一番読みたくなった本』(チャンプ本)を投票で決める書評ゲーム」です。
 バトラー5名のうち、中3・高2生徒は経験者、その他の生徒は初めてでした。会場には、聴衆として多くの先生方も来てくださり、にぎやかな中にも緊張感がただようビブリオバトルとなりました。
 5名それぞれが、自分のおすすめ本がいかに面白いか、いろいろな工夫を取り入れて、紹介してくれました。どの発表も面白く、読んでみたい気持ちになりましたが、バトラーと聴衆を合わせた投票では、Hさんの「障がい児3兄弟物語」が、見事チャンプ本になりました。Hさんの「みんなに読んでほしい」という思いが、より聞く人の心に届いたのかもしれません。おめでとうございます!

★紹介された本は次の通りです。興味のある方はぜひ読んでみてください!    
 ● Yさん 「こども六法」 山崎聡一郎 著  
 ● Hさん 「目がみえない耳もきこえないでもぼくは笑ってる 障がい児3兄弟物語」佐々木志穂美 著
 ● Moさん 「探偵チームKZ事件ノート」 藤本ひとみ 著
 ● Miさん 「くもの糸」 芥川龍之介 著
 ● Miyさん 「宮沢賢治の童話」 宮沢賢治 著 
 
図書委員によるおすすめの本コーナー
 今月は、専攻科生活情報科 I.M.さんです。
「ディズニー サービスの神様が教えてくれたこと」
 鎌田洋著(ソフトバンククリエイティブ出版)
 一日中遊んだ帰り、ゲートを出た瞬間に「また行きたいなぁ」と思ってしまう、誰もが笑顔で幸せな気持ちになる“夢の国 ディズニーランド”。ディズニーランドは、なぜこんなに人をひきつけるのだろうと思ったことはありませんか?
 世界中で愛されるキャラクタ-、楽しいアトラクション、パレード、幻想的な建物、数えきれない程の魅力にあふれていますが、私のおすすめするこの本では、訪れた人が満足し、また訪れたくなるディズニーランドの秘密、キャスト(スタッフ)がゲストとの日常の交流をとおして成長する様子等、4つの物語が描かれ、人と接する時の先入観や固定観念の危険性、相手を信頼する心がいかに大切か再認識させられる一冊です。
 私は、気づきの目・心をもって、人と接することができているだろうかと、自分を振り返りながら読みました。
 気楽に読める物語です。秋の夜長に読んでみてください。  
【鎌田 洋 について】1950年(昭和25年)宮城県生まれ。1982年オリエンタルランド入社。東京ディズニーランドオープンにともない、初代のナイトカストーディアル(夜間清掃部門)キャストを育成する。現在は、多くの企業におもむき、講師として活躍している。
 他に、「ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと」「ディズニー ありがとうの神様が教えてくれたこと」など、ディズニー関連の著書が多数ある。  

 

【最近図書室に入った“寄贈本”の紹介】※カッコ内は寄贈してくださった方
◆点字他「パラリンピック大百科(抜粋版)」(点字全4巻、マルチメディアデイジー全1巻)(ワコール労働組合より)
◆活字「第三十回伊藤園お~いお茶新俳句大賞作品集 自由語り」(株 伊藤園より)
◆活字「こどもあそびうた」詩・谷川俊太郎、編・山田 馨 (赤十字からいただいた図書券で購入)
 

秋田県立視覚支援学校 図書委員会発行

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