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道標(No.250)1月20日

道標 第250号 平成28年1月20日発行 秋田県立視覚支援学校 進路指導部

  卒業生に聞く!  
 
 平成27年度に専攻科・理療科を卒業された方にアンケートを実施し、「現在の仕事について」「在学生へのアドバイスやメッセージ」をいただいたので、ご紹介します。

 筑波大学理療科教員養成施設 入学 S・Rさん
私は、「点字」の学習に力を入れています。それは、私が墨字の使用が難しくなってきたこともありますが、養成施設で点字や触ることの重要性を学ぶことができたからです。将来、理療科教員としてだけではなく、視覚障害の専門職として、点字という「言葉」をもつことなどの大切さを伝えていきたいと考えています。在校生のみなさんも、視覚障害者のメリットのひとつである、触覚に優れている点を生かしがんばってください。
 
 県内治療院勤務  N・Aさん
 私は卒業後あけぼの治療院で働き、歩行困難などの理由で治療院通いが難しい患者さんに訪問マッサージを行っています。日々変化する苦痛が少しでも緩解するような施術を心がけています。在学中の皆さんは国家試験に向け勉強に励んでいることでしょう。間違いの振り返りと毎日の繰り返しが合格への一歩です。座学はもちろんですが臨床実習で得た経験は卒業後すぐに役立ち、積極的に学んだことは必ず宝になります。

 訪問マッサージ会社勤務   S・Kさん
 私は訪問マッサージの仕事をしています。
最近特に気を付けていることは言葉かけです。例えば、膝の屈曲運動をする際「膝を曲げますね」と話すより、「手で支えますので一緒に膝を曲げていきましょう」と話すとどうでしょうか。患者様の自発性を導けますし、施術者側の協力的な姿勢も伝わります。つまりは、患者様と施術師が同じ目標に向かうことが大切なのだと思うのです。当然と言えば当然なのですが、現実は意外と難しいものです。
今、既に臨床室に出ている人も、これからの人も、お互い頑張りましょう。

 訪問マッサージ会社勤務   S・Kさん
 私は訪問マッサージの仕事をしています。
最近特に気を付けていることは言葉かけです。例えば、膝の屈曲運動をする際「膝を曲げますね」と話すより、「手で支えますので一緒に膝を曲げていきましょう」と話すとどうでしょうか。患者様の自発性を導けますし、施術者側の協力的な姿勢も伝わります。つまりは、患者様と施術師が同じ目標に向かうことが大切なのだと思うのです。当然と言えば当然なのですが、現実は意外と難しいものです。
今、既に臨床室に出ている人も、これからの人も、お互い頑張りましょう。

 治療院や訪問マッサージなどで勤務されている先輩からは、患者さんとのやりとりの大切さや素晴らしさを伺うことができました。卒業後の姿をイメージし、これからの生活や学習に臨んでいけたらと思います。
4名の卒業生の皆さん、お忙しい中、アンケートに御協力くださりありがとうございました。

 

 

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