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道標(No.249)12月2日

          道標(みちしるべ) 249号
               平成28年12月2日発行
               秋田県立視覚支援学校 進路指導部

第27回全国産業教育フェア秋田大会 プレ大会

 平成29年度に本県で開催される「第27回全国産業教育フェア(通称:産フェア)」のプレ大会が、10月8日(土)・9日(日)に秋田県立体育館や秋田県児童会館、秋田市にぎわい交流館AU等を会場に行われました。本校は平成14年度以来の参加になります。
 県立体育館では、学校紹介のパネルと高等部普通科作業班で作った製品及び作業学習の様子を紹介するパネルを掲示・展示し、たくさんの来場者に見ていただきました。
 にぎわい交流館AUでは、校外臨床実習としてふれあいマッサージを実施し、高等部専攻科理療科2年生3名が休業日にもかかわらず参加してくれました。終了時間の正午を過ぎても客足が途切れることなく、10時からの2時間半で、一人あたり5~6名の方に施術させていただき、視覚支援学校の職業課程である保健理療科・理療科をアピールすることができました。参加した生徒の皆さん、お疲れ様でした。
 来年度に行われる本大会は、10月21日(土)・22日(日)に予定されています。全国からたくさんの人が集まるとのことなので、みんなで大いに本校及び保健理療科・理療科をPRしていきたいと思います。【照井】


○事業所の紹介

 11月7日(月)から18日(金)まで2週間、高等部普通科の後期現場実習が行われました。そこで今回は、実習や見学・体験をさせていただいた事業所を紹介します。

1 自立支援センター ほのぼの
(1) 運営主体:(NPO)自立支援センターほのぼの
(2) サービス内容:就労継続支援B型
※ 作業内容:軽印刷(名刺印刷・年賀状印刷など)、軽作業(箱折・印刷物チラシ封入封印・タオルたたみなど)、清掃作業(ビル清掃・老人福祉施設清掃など)、オリジナル商品製作など
(3) 所在地:秋田市大町

2 介護老人保健施設 かみの里
(1) 運営主体:社会福祉法人 成光会
(2) サービス内容:入所利用、短期入所利用(ショートステイ)、通所利用(デイケア)
※ 実習内容:タオルたたみや配膳の補助、入所者の話し相手など
(3) 所在地:秋田市上北手百崎

3 グランマート湯沢インター店
(1) 運営主体:株式会社タカヤナギ
(2) サービス内容:食料品、日用雑貨、衣料品などの家庭用品の販売
(3) 所在地:湯沢市元清水
※ 実習内容:品出し、商品の陳列など

4 介護老人保健施設 ゆーとぴあ神室
(1) 運営主体:医療法人 せいとく会
(2) サービス内容:入所利用、短期入所利用(ショートステイ)、通所利用(デイケア)
※実習内容:タオルたたみや配膳の補助、入所者の話し相手など
(3) 所在地:湯沢市小野

5 大潟つくし苑
※ 秋盲祭にも、スウィーツの販売で参加していただきました。
(1) 運営主体:社会福祉法人 南秋福祉会
(2) サービス内容:生活介護、就労継続支援B型
※作業内容:くるみの収穫・生産・販売、ケーキやクッキーなどのスウィーツの製造など
(3) 所在地:南秋田郡大潟村

6 由利本荘地域生活支援センター
(1) 運営主体:社会福祉法人 秋田県社会福祉事業団
(2) サービス内容:生活介護など
(3) 所在地:由利本荘市二番堰

<高等部普通科>
 紹介した事業所の中で高等部1年T・Mさんは、自立支援センターほのぼのへ2日間の職場体験を行ってきました。今回の体験の様子や行ってみての感想をインタビューしました。
  施設名:自立支援センターほのぼの
  体験期日:11月16日~17日

Q1 2日間でどのようなことを体験しましたか。

A1 お菓子の箱折りとその中にある仕切りの組み立て、そばの箱折りとその箱に包装されたそばを入れることです。

Q2  体験をしてみて1番印象に残っていることは何ですか。

A2 お菓子の箱の組み立てが難しかったです。また、箱折りでは、箱に指紋をつけないように手袋をして作業をすることを初めて知りました。手袋をすると折り目の線がわかりにくかったけれど、指紋を付けないためには、やはり手袋が必要だということを感じました。

Q3  今回の体験から将来の進路について参考になったことはどのようなことですか。

A3 私は、物作りが好きなので、将来はそのような仕事をしたいと考えています。今回、箱の組み立てをやってみて、初めは難しかったけれど、山折りや谷折りの線の感覚を覚えると、楽しんで取り組むことができました。いろいろな作業をやる中で、自分にはどのような仕事が向いているのか、考えるきっかけとなりました。
 

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