図書だより６号（11月17日）
図書だより 平成2８年1１月1７日
秋田県立視覚支援学校
図書委員会発行 No.６
秋盲祭「図書委員会コーナー」
１０月２２日（土）に行われた秋盲祭で図書委員会は、「図書委員会壁新聞」を展示しました。場所は、玄関を入ってすぐ左の「地域支援室」でしたが、皆さん、見ていただけましたか？
内容は、「図書委員の活動の様子、今売れている本、最近児童生徒に読まれている本」などでした。「図書委員の活動の様子がわかった」「壁新聞がよくできていた」などの声が聞かれ、図書委員一同やってよかったなとホッとしているところです。ただ、当日忙しくて委員会コーナーに行けなかったという声も聞かれましたので、図書室の廊下壁面に、「壁新聞」の一部を掲示しましたので、ご覧ください。（壁新聞に掲載した書籍一覧のチラシも添付しています。ほしい方はどうぞ！）
以下、「壁新聞」の読書ランキングより、昨年度、学校の朝読書で最も読まれた本（第３位まで）を紹介します。読書の参考にしてください。
「秋盲祭2016図書委員会『壁新聞』掲載書籍」より
★平成２７年度 学校の「朝読書」で読まれた本（朝の読書推進協議会調べ）
小学校 １位 「かいけつゾロリ」原 ゆたか（きつねのゾロリのぼうけん物語）
２位 学研まんが新ひみつシリーズ（「からだのひみつ」「地球のひみつ」など15冊）
３位 科学漫画サバイバルシリーズ（韓国のアイセウム社出版の学習漫画シリーズ）
中学校 １位 「空想科学読本」柳田 理科雄(ＳＦヒーローなどのＳＦ設定を科学的に検証した本）
２位 「カゲロウデイズ」じん(自然の敵Ｐ)(引きこもりの少年・ｼﾝﾀﾛｰの物語)
３位 「ハリー・ポッター」Ｊ．Ｋ．ローリング(魔法使いの少年・ﾊﾘｰの物語)
高校 １位 「〈物語〉シリーズ」西尾 維新(いしん)（「化物語(ばけものがたり)」を始めとする小説シリーズ）
２位 「火花」又吉 直樹（お笑いタレント・又吉さんが書いた小説。芥川賞受賞）
３位 「ソードアート・オンライン」川原 礫(れき)（ライトノベル及びオンライン小説）
図書ボランティアさんによる おすすめの本コーナー
◇Ｎ・Ｅさんより
「羊と鋼（はがね）の森」 宮下 奈都(なつ) （文藝春秋）
学校に来た調律師の仕事に触れて、同じ道を歩み、成長していく青年の物語です。青年の仕事やまわりの人々へのピュアな気持ちを読んで、若いって素晴らしいなあと思いました。
ピアノという豊かな森へ誘(いざな)ってくれます。
【補足】全国の書店員が選んだ～２０１６年にいちばん！売りたい本～「本屋大賞」に選ばれた作品です。 寄贈していただきましたので、ぜひ手に取ってごらんください。
◇Ｎ・Ｔさんより
「鹿の王」上・下 上橋 菜穂子（角川書店）
２０１５年本屋大賞受賞作品。「獣の奏者」や「守り人」シリーズに比べると、ファンタジーというよりも人間性や病気の描写が多くて難解な部分もありますが、上橋菜穗子さん独特の世界観が貫かれています。生き残るため、人・国を守るために行動する主人公ヴァンの生き方に感動しました。
【補足】架空の世界を舞台に、謎の伝染病を防ごうとする人たちの姿を描いた話。
Ｈ２８高校生ビブリオバトル(書評合戦)全県大会終わる！
県民読書の日（11/３）に行われた全県大会には、県内５地区の予選を勝ち抜いた上位１０人の高校生が出場しました。約５０人による投票で見事、チャンプ本（一番読みたくなった本）に選ばれたのは、秋田南高校１年の能美寧々さん(16歳)が紹介した「伊勢物語」（俵万智 訳）」です。能美さんは、来年１月８日に東京都内で開かれる全国大会に秋田県代表として出場します。（11/4新聞記事より）
【新しい図書の紹介】次の２冊が寄贈されました。どうぞごらんください！
★文春まんが「鉄道会社ここが知りたい！」※鉄道会社のすべてがわかります。
★「羊と鋼(はがね)の森」宮下 奈都（文藝春秋）※図書ﾎﾞﾗﾝﾃｨｱさんおすすめの本です。
「図書委員によるおすすめの本コーナー」
今月は、高１ TMさんです。
『ももこの話』
さくら ももこ 著（集英社）
ももこが「こんなに食べれないんだよなぁ」と言っている様子が文章によく表されています。
ももこが話していることが私は読んでいてすごく伝わってきます。タイトルにある「ももこの話」のとおり、ももこのことが分かりやすく書かれています。
★サピエ図書館 ２０１６年１０月３日からダウンロード」されたデイジーデータのランキング
◆ １位 小説 君の名は。（角川文庫）新海誠
◆ ２位 復讐請負人（リベンジ・エージェント） 南 英男
◆ ３位 失踪 小杉 健治