本校生活情報科は、全国にある視覚障害特別支援学校の中でも、中途視覚障害者等を対象に日常生活動作や歩行、点字等のリハビリテーション的内容を学習で取り上げた初めての学科です。視覚障害から生じる見えにくさ等による一人一人のニーズや困っていることなどに応じて、QOLや知識技能の向上、積極的に社会へ参加することを目指しています。日常生活や社会生活での自立に向けて、学習活動を通して生活技術の習得をねらって学習を進めています。
一人一人見え方が違っているように、困っていることもそれぞれ違います。
生活情報科に入学した方々が、どのようなことで困っているのか、どんなことを学べたのか、一例を紹介します。
Aさん: 調理や清掃など、日常生活面での不便さを軽減したい。
Bさん: 白杖を使った歩行など移動手段を身に付けたい。
Cさん: 音声パソコンやスマートフォンの操作ができるようになりたい。
日常生活の向上や社会生活での自立に向けて、主に次の4つの内容を取り上げて学習しています。
1 | 日常生活動作に関する学習 | |||||
2 | 移動・歩行に関する学習 | |||||
3 | 情報・コミュニケーションに関する学習 | |||||
4 | 社会参加・余暇等に関する学習 | |||||
見え方でお困りの方や、そのご家族、関係する方々など、生活情報科について知りたい方はいつでもご連絡ください。
電話 : 018-889-8571
メール : shikaku-s@akita-pref.ed.jp