だいぶ春めいてきましたが,雪の詩を紹介します(20110224)

2月23日,校舎前の駐車場周辺を撮影。春の日差しがまぶしいです。

 

日中まぶしい日差しが教室に入ってきます。学校周りの雪もとけ始め,景色が春らしくなってきました。
今回のトピックスで紹介するのは「雪の詩」です。先日,秋田県雪の会主催の「児童・生徒の雪に関する詩」に高等部生徒が雪に関する詩を応募して入選しました。雪や寒さについて考えていることや体験したことを詩にしました。
入選した3編の詩を紹介します。3人の生徒の詩から雪への思いがどんな意味をもつのか読み取っていただきたいと思います。

 


「冬」     茂木 拓真
冬の空に雪がふわふわ降っている。
冷たくさらさらしていて
冬のにおいがした。
たくさん積もっていくと
地面も白くなっていく。
雪は冬にしか見られないものなので
消えると少しさびしい。
これからも降ってほしい。

 


「雪」     庄司 卓哉
音は聞こえなかった
カーテンを開けたら真っ白だった
鼻の奥が「ツーン」と冷たい匂いがした
「ズシ ズシ ズシ」足跡がついた
ぼんやり明るい夜になる
音は聞こえなかった

 

 

「雪の花ばたけ」     吉田 みのり
フワフワ 雪がふっている
真っ白な世界がここにある
キラキラ 白い花びらが舞い踊る
雪は 重なり合い
外は 一面銀世界
寒くてつめたくて
でも ほんわりあったかい
雪の花ばたけ

 

 

 

3月9日(水)に秋田きらり支援学校の初めての卒業式が行われます。式当日も写真のような天気でありますように。