本校の訪問教育について

 令和６年度　本校の訪問教育について
 ★☆ 訪問教育について ☆★
特別支援学校における教育の一形態で、通学が困難なお子さんに対して、教員が家庭や医療機関を訪問して授業を行います。本校では、家庭や医療療育センター、あきた病院で、小学部７名、中学部２名、高等部４名の計１３名が訪問教育を受けています。
※令和５年度からゆり支援学校道川分教室が秋田きらり支援学校に移管し、あきた病院内みちかわ学級となりました。
また、秋田市の中通総合病院に入院して治療を行っている小・中学生への学習指導として、本校の教員が「病院内訪問教育」を行っています。
★☆ 訪問教育の授業について ☆★
・一人一人の生活スケジュールや体調に合わせて、原則として週に２～３日（１日３０～８０分間）の授業を行っています。
・体調に配慮しながら、自立活動や国語、特別活動の学習を行っています。
・学校の友達と関わることができるよう、ビデオレターの交換やオンライン交流、スクーリングなどの機会を設けています。
・タブレット端末やスイッチ教材、視線入力装置などのICTを活用し、児童生徒が得意な動きで教材を操作したり、コミュニケーションをとったりする力を育てています。
※実際の授業の様子はこちらを御覧ください。（クリックするとPDFファイルが開きます）
 ★☆ 中通病院内訪問教育の授業について☆★
・対象は中通総合病院に入院し、主治医より許可を得た児童生徒です。
・小学生は、本校への転学手続き後に１日２単位時間を基本として病室での個別学習を行います。外泊や一時退院で自宅に戻る際には、自宅と学校をオンラインでつないで学習することもあります。退院後、前籍校に安心して復学することができるように、ＩＣＴの活用による前籍校の友達との交流や学習状況等の情報交換を入院中から行います。
・中学生は、通級による指導を行います。在籍する中学校と連携し、学習課題や学習状況などの情報を共有して進めています。中学校からいただいた課題に取り組み、病院内訪問担当がサポートする形で学習を進めます。
・短期入院の場合は児童生徒のニーズを踏まえ、在籍校と連携を図りながら実施可能な範囲で学習サポートを行います（転学なし)。

 

すまいる学級　学習の様子