12月4日から8日の1週間の日程で実施した職場実習の成果や課題、感想などを発表し合う実習報告会を行いました。
高等部、高等部専攻科の生徒全員が校内や事業所等での職場実習に励みました。
・あまりコミュニケーションをとることができなかった。今後は人間関係を良好にして仕事や分からないことを教えてもらえるように努力したい。
・最初に汚れの少ない箇所から拭き掃除を行い、汚れのひどい箇所は水を交換しながら隅々まで丁寧に拭くことを心がけた。(中略)細かな作業でも手を抜かずに徹底した品質管理を心がけていきたい。
・学校の中だと思って安心していたが、「皆さんは清掃会社の社員です。」と言われ気持ちが甘かったと反省した。4月からは社会人になるので、甘さは捨て、一生懸命働きたいと感じた。
生徒の中には、寄宿舎の生活学習室を活用して、仕事と家事の両立を目指した生徒もおりました。
実習週間前は「自分にできるだろうか…」や「職場の方々に迷惑をかけてしまうのでは…」といった不安を抱えていた生徒も、報告会では堂々と発表している姿を見て、実習週間が有意義な経験になったのではないかと感じました。
学部主事や校長先生からは、報告会で発表したことを学校生活で実践してほしい、自分の言葉に責任をもてる高等部生になってほしいと激励の言葉を話していただきました。卒業後の進路に向けて、今回学んだこと・経験したことを早速実践してほしいと思います。