Q1
 (1)毎日の点検はどのように行うのですか。


 補聴器から適正な音が出ているか、毎日の点検が必要です。電池が十分にあるかバッテリーチェッカーで調べたり、ステゾスコープ(補聴器用聴診器)で実際に聞いて点検したりします。
 
 @電池のチェック
   ・バッテリーチェッカーで10秒程度押さえたままにして確認します。
 A音のチェック
   ・雑音の有無、音切れ、感度低下、MTスイッチの状態などをステゾスコープでチェックします。
 Bボリュームのチェック
   ・音がいつもより小さかったり大きかったりしないかチェックします。
 C聞こえのチェック
   ・子どもの実態に応じて毎回行うと、聴力低下があった場合に発見しやすくなります。
(名前のききとり、母音のききとり、親族名のききとり、5音テスト【u,a,i,∫,s】)
   ・咳や鼻づまりの症状がある場合は、ききとりに影響があることが多いです。
 
☆毎日子どもの補聴器をきいていると、音の違いが分かります。自分で故障を訴えられない子どもの場合は、担任がきちんと管理する必要があります。
☆子どもたちが補聴器をつけた際、声を出して自分の声をフィードバックし、きこえの調子を確認できるようになって欲しいものです。



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